タンザニアトリビア
タンザニアを知る為のトリビア
いまこのページを御覧になっている方はタンザニアという国にちょっと興味を持ち始めている方だと信じてます!
そこで、あともう少しだけタンザニアのことを知れるような「へぇ〜」という素晴らしき無駄知識を載せてみました。
上記サイトにもタンザニアについて詳しく書かれています。
- ランチの待ち合わせ時刻は「7時!?」
- お昼ご飯を食べるのに7時待ち合わせじゃ遅い気もしますが、タンザニアでは時間の読み方が独特なので少し解説します。
まず、私たちの1日は午前と午後に分けられています。基準は太陽が真上にあるとき(12時)と、ちょうど真裏にあるとき(0時)で、この2点を始点として1時、2時、、13時、14時、、と数えられていきますよね。
でも、タンザニアでは1日を「昼の部」と「夜の部」で分けているのです。このことで大きく変わるのは“始点になる時刻”です。
「昼の部」は太陽が出ている間です。なので始点は日の出の時刻(朝6時)です。ここから数えます。
そうすると1時間後の朝7時を「1時」と読むことになりますね。8時を「2時」9時を「3時」と続けると正午には「6時」になります。
やがて日の入りの時刻(夕18時)のときには「12時」を迎えます。太陽は沈んだのでここまでが昼の部です。
一方「夜の部」は太陽が沈んでからまた昇ってくるまでの間です。
始点は日の入りの時刻(夕18時)からですが、この時点ではまだ「昼の部」の「12時」なので朝と同じように1時間後の夜19時から「1時」と数え始めます。20時を「2時」21時を「3時」と進めていくと24時には「6時」になり、太陽が昇る翌日の日の出の時刻(朝6時)に「12時」を迎え「夜の部」が終了します。
タンザニアには13時はなく1時から12時までのこの繰り返しです。
このように日の出を基準とするのか、真上にあるときを基準とするのかの違いは、スタート時点で6時間(時計の針で半周分)のズレを生みます。
なので時刻を言うときは、まず文字盤をイメージして言いたい時刻の反対の数字を言えばいいわけです。
これがランチの待ち合わせが「7時」になる理由です。
※現地の人と待ち合わせをするときは注意しましょう
- 挨拶は「マンボ」
- もちろん魚じゃありません。皆さんも良く知ってるスワヒリ語の挨拶「ジャンボ」の複数形が「マンボ」です。
いま、若者を中心に砕けた表現が定着しています。それがこの「マンボ」なのです。
街を行きかう若者同士では「マンボ」があたりまえに使われます。ということは親しくない大人や年配の方に使ってはいけません。無視されます。
最後にセットで知っておいて欲しい言葉があります。「マンボ」と言われたら返事は「ポア!」です。
- スワヒリ語では飛行機も"鳥"
- 鳥はスワヒリ語で「Ndege」ンデゲと言います。そして飛行機もなんと「Ndege」ンデゲなのです。
飛行機も鳥の様に空を飛ぶので分からなくもないですけど最初に名付けた人、適当すぎじゃないですか。。
- タンザニアはふたつの国から出来ている
- 実はタンザニアの正式名称は「タンザニア連合共和国」といいます。
さてどことどこが連合しているのかと言うとアフリカ大陸側の「タンガニーカ」そして、大陸東海岸に浮かぶ島の「ザンジバル」という2つの国です。
それぞれの頭文字「Tanganika」と「Zanzibar」を取って「Tanzania」という名前になりました。
また、それぞれの国に大統領が存在し往来にはパスポートが必要になります。
- アフリカ唯一の争いがない130以上の部族と、2大宗教
- タンザニアは平和な国です。
タンザニアの代表的な部族としてマサイ族やスクマ族がいますが、全体でおよそ130以上の部族があると言われています。
そして各地域、それぞれの街には2〜3部族が一緒に住んでいるのです。
となりのルワンダやケニヤに比べ部族間同士の争いはほとんどないのが特徴です。
またキリスト教とイスラム教の2大宗教は、国民の約40%ずつを占めていますが、互いの神を認め合い特に争うこともしません。
- アフリカなのに寒い!?
- アフリカのイメージといえば...そうアツい!ですね!確かにダルエスサラームなど沿岸の街はとろけるように暑いですし蚊も多いです。
一方でアルーシャなど内陸で標高の高い街はそれほど暑くありません。朝夜はむしろ寒いくらいです。
まして、さらに標高の高いキリマンジャロ国立公園やンゴロンゴロ自然保護区のなかは極寒です。訪れる際は防寒着が必須です。
- アルーシャの街にあるクロックタワーはアフリカのヘソ
- 街の中心にある時計台は、アフリカ大陸の南端にある南アフリカと北端にあるエジプトを結んだ丁度真ん中に立っていると言われています。
ほんとにそうなのか。僕がグーグルマップで確認した限りでは、確かにそう見えなくもありませんでした。
- 街を歩けば中国語で話しかけられる東洋人
- 通りを歩いているといきなり、「フォンフォンファンハー」って。えせ中国語を投げかけられます。
基本的にアジア人=中国人だと思っているからです。国際的に中国の支援や援助が大きかったり、香港映画や韓国ドラマがよく見られているせいもありますが、そもそも彼らは日本人と中国人と韓国人の区別がついていないのです。
人種が違うことを抗議すると、みんな同じに見えるとよく言い返されますが、、いやあなた達アフリカ人こそ皆同じに見えるからね。
- 日本製の商品は崇拝される
- 街で道路を走る車を見渡せばその90%が日本車です。もちろん路肩に駐車させてある車も全部。「TOYOTA」「NISSAN」「HONDA」「MAZDA」と日本車ばかりです。
元イギリス統治下にあったタンザニアでは、車が左側通行なのもあいまって右ハンドルでかつ丈夫で壊れにくい日本の中古車が爆発的に人気で、車は第二の人生を謳歌しています。
電化製品はやっぱり「SONY」「Panasonic」「TOSHIBA」「HITACHI」「Nicon」などが高級品として位置付けられていますが、大半のシェアを占めているのは「SUMSUNG」や中国のメーカーのようです。
- 結婚するとき男は義両親に牛を払う
- 結婚の際、新郎となる男は新婦の両親に持参金としての財産を支払う習慣があります。財産、それが牛です。
あるいは牛のほかに砂糖やお酒を支払うこともあります。
しかし新居となる住居や家具、生活用品などは全て結婚式の参加者からプレゼントされるものです。
これから始まる若い2人の生活に困難があってはいけないからと言っていました。
- 農業は基本手作業。しかし耕すときだけはトラクターを!
- 種蒔きや収穫は手作業で行うのに、耕すのには機械を使うところが多いのです。理由は、畑が広すぎるから。手作業だと端から耕し始め、もう一端に着くころには最初に耕したところから草が生えてきちゃうそうです。
本気で言っているのかは分かりませんが、ただそのくらい畑は広いということです。
- 主食はウガリ!いや、ご飯・パン・パスタも食べます
- タンザニアだけでなく東アフリカにおいて主食としてよく食べられているウガリ(呼び名は国によって異なる)
しかし、近代化が進んだ都市部や街では当たり前のようにご飯やパン、パスタが食べられています。逆に虫食べてる人なんて見なかった。。
- チキンはゲージの中から…
- 市場に行けばニワトリがゲージに入ったまま生きた状態で「トリ肉」として売られているのです。家でトリ肉を食べるときはニワトリを購入します。
なのでニワトリを捌くことはタンザニア人にとってごく当たり前の作業で、ある程度の大人なら、たとえば中学生の女の子でも普通に出来ることです。
ホントにたくましいです。
- コーヒーはあまり飲まない
- タンザニアの名産品といえばキリマンジャロに代表されるコーヒーですが、当のタンザニア人はあまりコーヒーを飲みません。
もっぱら好んで飲むのは温かい紅茶で、砂糖を大量に入れてとてもあまーい紅茶を飲みます。
- 鳴き声「ワンワンワン」 あっシマウマだ!
- タンザニアで鳴き声のワンワンといえばシマウマなんだそうです。
因みに、犬は「オウオウ」猫は「ニャーオ」ヒヨコは「チロチロ」カバは「ブォッブォッ」らしいです。