【マサイ族を導いた鳥のはなし】
2017年01月14日
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遊牧民であるマサイ族は
今も牛の放牧で生計を立てています。
その昔
エチオピアより流れ流れてケニアのナイロビにたどり着いたマサイ族。
気温が低く乾燥したナイロビで、ついに牛に食べさせる草は尽きてしまい次々に牛が死んでいく深刻な事態になりました。
財産である牛をこれ以上失うわけにはいきません。
新たな草原を探すも周囲は放牧に適さない枯れた草ばかり、、ついにどこへ向かえばいいかも分からず途方にくれていました。
悲しみのなか、ふとそこに一羽の鳥が。
その鳥はヤシの木の葉や草を裂いて編んだ管状の巣を作る、アフリカにはよくいる鳥でした。
しかし、よく見てみるとその鳥がくわえていたのはなんとみずみずしく青い小さな草だったのです!
じぇっ!!
(マサイが驚いたとき使う表現です)
周りは枯れた草ばかりなのに、どこからそんな草を持ってきたのか。
マサイはこの鳥を追跡します。
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やがて辿り着いたのは
「ンゴロンゴロクレーター」
今のマサイ族が暮らす土地です。
そこにはウソのように青々と生い茂る草原や木々が広がっていたのです。
じぇっ!!
さて、
マサイの危機を救ったこの鳥ですが
彼らのその巣作りにおける特徴から付けられた名前は…
おはなしの続きはタンザニアで!