ガイドと共に車に乗り動物を探しまわることをゲームドライブといいます。
サファリのメインであり、ここでどれだけ動物を見られるかであなたの満足度は変わってくるかと思います。
国立公園内の動物は国として保護はされていますが、飼われているわけではありません。周りを囲う柵もなけば餌付けをされているわけでもありません。
完全に野生の動物です。

なので、ライオンを見せてあげるよ！で、すぐお見せできるわけではないことをご承知ください。ガイドもそのときに一生懸命探すのです。
たとえばヌーの大移動や肉食動物を見ようとするとそれなりに日数もかかるわけです。逆に運が良ければ1日でそれらが見られることもあります。

しかしながらその成果は完全にドライバーガイドの腕、経験と情報量にかかってきます。
私達は質の高いガイドが出来てこそのサファリであると考えます。
その質の高いガイドに必要なのは動物を探し当てる能力だけではありません。

最高のガイドが備える５つの要素

• 安全なドライブ
• 不測の事態に対応する力
• スペシャリストでは無いということ
• 細やかな気遣い
• 英語以外の言語

安全なドライブ

国立公園内の道は舗装されていないデコボコ道です。
ですが走行中、プロのドライバーはいかにあなたを揺らさずに安全に走行できるか、あるいは楽しみながら走行できるか、ということだけに神経を集中させています。

不測の事態に対応する力

ゲームドライブの最中で思わぬ事態に遭遇することもあります。
人為的なもの、自然によるもの、文化の違いによるもの。いかなる事態でもガイドは常に冷静に対処しなければなりません。ガイドの不安はあなたの不安に直結するからです。
大自然の前において、サファリカーという一つ屋根の下では乗車している皆が仲間だということを忘れないで下さい

スペシャリストではないということ

ゲームドライブの最中はあなたにとってドライバーガイドだけが頼りです。
ということは何か1つのことに特化しているスペシャリストでは不十分で、広い範囲の知識や能力を持ったジェネラリストであることが求められます。
動物だけでなく植物、歴史や文化、メカニック。。。
たとえば、ガイドにとってサファリカーは相棒のような存在であり、その全てを把握し整備しているものです。
故障などがあってもすばやく原因を突き止め対応できる必要があるのです。

細やかな気遣い

ガイドは、あなたの1から10まで気を遣います。
ガイドは、あなたのどんな要望も聞き入れます。
ガイドは、あなたの喜ぶ顔こそが喜びです。

英語以外の言語

観光業において英語を話せることは必須条件です。話せて当たり前です。
ガイドは更なるサービスが出来る為に英語以外の言語をマスターしています。
フォーザはスペイン語がペラペラです。アユブも今日本語を勉強してる途中です。日本語で話しかけてみて下さい。

充実したゲームドライブの為にはメンバー全員が協力し合い、あなたの助けが必要なこともあります。
そこで、ゲームドライブを楽しいものにする為にひとつあなたに日本から持参して頂たいものがあります。

それは「アドベンチャー心」です。

アドベンチャー心は「好奇心」だったり「興味」「関心」「困難に対する心構え」「キレイなものをキレイと思える心」だったり…
そこが動物園でないことを理解し、少年少女の心で悪路やトラブルをもポジティブに捉える。楽しむ。
そんな「心」を持って皆で楽しいゲームドライブへMAAVE!!